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【BEAT UK】洋楽バリバリ全盛期だった90年代 Vol.4 ブラックミュージック編

Respect Music

毎日健康音楽生活~♪
ど~も~Respect Musicのお時間です。
今回のBEAT UKは、前回のアイドル特殊とはガラリと変わって、真逆ジャンルのブラックミュージック特集です。
私の守備範囲ではないのですが、好き嫌いの好みやジャンルを飛び超えて、イイなと思えるチャートイン楽曲を紹介します。

【本日のRespect Music】


1:Mark Morrison「Return of the Mack」


BEAT UKのみならず、洋楽聴いていれば、どこかしこで流れた有名曲。
歌い方から独特で、メロとサビは、いまだに色あせないほど、イイよなーって思う。
そういや、エミネムにしても、裏声使ったり、なぜかラッパーって声色が独特だよね。

マーク・マリソン自身、何度も逮捕歴ある黒人ラッパーのお手本(笑)みたいな人物らしい。ジャケットで、手錠を自慢げにチラつかせたりします。
どうしても、ヒップホップって、高スキル=悪人度=逮捕歴っていうのが、自慢ネタというか定番らしい。
ちなみに、ロックの場合、私の敬愛するスコット・ウェイランドも然り、高スキル=アルコール・薬物中毒=逮捕歴だったりする(笑)。


2:DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince「Boom! Shake The Room」


先ほどの、「Return of the Mack」と同様に、世界的なランカーの超有名曲。
なんと、私も記事書いてて初めて知ったんですが、俳優でメン・イン・ブラックやハンコックでも有名な「ウィル・スミス」(=フレッシュ・プリンス)のヒップホップ・デュオだったんすね!
俳優だけではなく、ヒップホッパーとしてもスキル高かったんだ。PV観てると、まるで別人なんで、長年、気づかなった(笑)。
とにかく、この曲も、耳残りのいい、親しみやすいメロがすごくイイ感じです。
ブラックミュージックが苦手な人も、なんとなし引き込まれる魅力があります。


3:Coolio「Gangsta's Paradise」 (feat. L.V.) 

こちらも、BEAT UKトップランカー。
でも、ヒットした理由が、他にありまして。
実は、1995年の映画「デンジャラス・マインド」で流れた主題歌で、スティーヴィー・ワンダーPastime Paradise」のサンプリングなんだそうな。大御所の力が大きいんですね。調べて、へぇ~!って、100回押しちゃいました。
意外と、ヒップホップって、オリジナルより、実はサンプリングやカバーってケースが多いです。
例えば、2Pacの遺作「Changes」も、実はサンプリングで、Bruce Hornsby「The Way It Is」が元ネタだったりします。
そういえば、ニルヴァーナも、実は実はで、オリジナル曲より、良質なカバーが多かったりします。
私の番組テーマでもありますが、自分だけのスキル自慢や金儲けより、心から尊敬する人たちへの「RESPECT(尊重)」って大切ですよね。


4:Eminem「Stan」


お次は、1曲目でも、チラリと話したお馴染みエミネムさんです。
デトロイト出身で、黒人さんラッパー達に認められた、ホワイトトラッシュ(アメリカ低層白人)です。
8マイルは、フリーラップの良さが分からず、ましてや、英語すら分からない私ですら、人種や言語を超えて、エミネムの高スキルに感動したもんです。ライム(韻踏み)が絶妙ですよね。
ラストシーンのオーディエンスの大合唱は、何度もヘビロテして、「本物」ってこれなんだって実感しました。
ゴスペルでも言えますが、ブラックミュージックって、根底から音楽の神様が宿ってるんだなって思います。
この曲、steamのゲーム「アメリカントラック」で設定できるWEBラジオで流れた曲でして、DidoThank You」をサンプリングした名曲です。
資料が見つからないので断言はできませんが、Dido自身も、オリジナル曲がBEAT UKランキングした記憶があります。


5:Destiny's Child「Survivor」


ビヨンセが在籍していたグループで、世界的にも有名なランカー曲です。
というより、私もこの曲をビヨンセがグループで歌ってたこと自体、初耳で、今回のブログ書きながら驚きばかりです。
先に紹介したウィル・スミスにしても、ソロの時と違って、別人に見えて気づかないんだなーって思いました。


6:Jay Z「Hard knock life」


ミュージカル「アニー」をサンプリングした曲です。
ウィル・スミスと共に、リメイク映画もプロデュースして、大ヒットしました。
ここまで紹介してて、ほとんどがサンプリングやカバーだったなって気づきました。
オリジナルを作らないのが、黒人さんの文化なのかな??ヒット曲依存?
それとも、BEAT UKランキングの体質なのかな?

Jay Zといえば、リンキンパークとのコラボや、オアシスのノエル・ギャラガーが「グラストンベリーにヒップホップはあり得ない」という偏った批判へのアンサーで、オアシスの代表曲「ワンダーウォール」を皮肉って、大合唱したのが超有名です。
大トリは、そのJay Z版「ワンダーウォール」で締めようと思います!

7:Jay Z「Wonderwall」(Oasis Cover)


久々に動画観ましたけど、カッコいいわ。熱い!熱いわ~。
さらに、皮肉でロックの王道AC/DCの「Back In Black」をサンプリングにしたり、猛烈に熱いっ!
最近、なにかと話題の問題児「カニエ・ウエスト」の反ユダヤ発言も、彼の反骨精神DNAを引き継いでるのが原因かも?!(偶然チョイスしてリンクした曲が、キングクリムゾンの「21世紀の精神異常者」をサンプリングしてたりして、連鎖反応が凄すぎる!)


さてさて、ブラックミュージック特集はいかがだったでしょうか?
黒人音楽って、人種差別や貧困から生まれたものが多いので、心に響くものが多いと思います。
なにより、ウィル・スミスにせよ、ビヨンセにせよ、無知の私ですら知っている世界的大ヒット曲を歌ってた過去があるなんて、驚きの連続です。
記事を書く前は、少しもコメント出来ない思ったら、調べれば調べるほど、湧き水のように話題が沢山出てきて、初心者だからこそ楽しめました。
この記事をきっかけに、ブラックミュージックに目覚めてくれる人がいたらイイなと思う次第です。

それでは、See You Next time!!
よろしくGoGo!ROROROCK!!