スパソニ5569

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【BEAT UK】 洋楽バリバリ全盛期だった90年代 Vol.6 最終章 インスト編

Respect Music

毎日健康音楽生活~♪
ど~も~Respect Musicのお時間です。
今回で、名残惜しく、BEAT UK特集は、最終章です。
最初は、1記事で終わるかと思ったら、当時を思い出した、紹介したい曲がワンサカ出てきて、6回も紹介してしまいました。

ラストは、世界的にも珍しいインスト(instrumental)のUKランカーを紹介します。
BEAT UKでは、クラブミュージックも交えた先進的な曲が多くて、インストがランキング1位を獲得してたりします。

【本日のRespect Music】


1:Doop「Doop」

1曲目から、強烈なインパクトを放っているインストの登場です。
オランダ出身っていうのが、こりゃまたレアで、BEAT UKだからこそランクインしたといっても過言ではないです。
しかも、超一発屋過ぎて、日本でのネット情報少なっ!


2:Technohead「I Wanna Be A Hippy」


テクノヘッド、いたね。こんな人たち。
つるっ禿の3人組で、めちゃくちゃ異質を放ってましたね。
曲名が、「ヒッピーになりたい」ってのも奇抜だし。
こんな変な曲が、ランキング1位を獲れるなんて、イギリスの感性って独特というか、前衛的だなって思います。
アメリカや、日本だとありえないでしょうね。

テクノの元祖で、ドイツの「クラフトワーク」や、トレヴァ・ーホーンの「バグルス」の影響だろうと思うので、連鎖でリスペ!してみてね。(トレヴァー・ホーンが、元YESのボーカルってこと自体も意外!)


3:Scatman John「Scatman (ski-ba-bop-ba-dop-bop)」


BEAT UK名物!一発屋の奇抜極めつけ!
日本でも一時期話題になった、スキャットマン・ジョンの登場です。
いたねぇ、こんな人(笑)。
最近、見ないと思ったら、実は57歳の若さで肺癌で早死にしてたそうな。。。
まさに、人生そのものが一発屋

最近だと、乃木坂46を卒業したひめたん(中元日芽香)が、スキャットマン・ジョンが歌えず大号泣したのを思い出す。スタッフの無茶っぷりな要求だなと思いつつ、この出来事が、まさかの引退に繋がるとは(笑)。

4:中元日芽香「Scatman (ski-ba-bop-ba-dop-bop)」


5:Underworld「Born Slippy」


日本でもメジャーなテクノミュージシャン、アンダーワールドの登場です。
ユアン・マクレガー主演の映画「トレインスポッティング」の挿入曲で、一躍有名になりました。
インストというより、若干、ボーカルみたいなものは入ってるけど。

あくまで、個人的な考察なんですが、乃木坂46の所属が、先ほどのスキャットマンアンダーワールドと同じソニー系列のためか、オマージュ曲が実に多いのです。

6:乃木坂46「ポピパッパパー」(スキャットマンのオマージュ)

7:乃木坂46「逃げ水」(アンダーワールドのオマージュ)


「逃げ水」は、私も本当に好きな曲の1つなんですが、PVで齋藤飛鳥が狂ったように踊り出したり、新内眞衣が宙に浮いたりするシーンを観て、「Two Months Off」のPVのオマージュじゃね?!って気づいたのです。

8:Underworld「Two Months Off」


ね?めちゃくちゃ似てるでしょ?
曲間にドビュッシーの「月の光」を入れるタイミングも、Two Months Offの間奏で音をミュートするところが酷似してるし。曲の鼓動も、90年代のゴアトランス調だしね。
「逃げ水」って曲名自体も、幻想的な熱帯雨林のPVからくるイメージだと思う。
意外と、乃木坂46の曲って、凝ってるなーって関心したもんです。
作曲者が、テクノ好きで、T99とか流れたジュリアナ東京が好きな世代なのかもね。


9:Robert Miles「Children」


特集最後の大トリは、BEAT UKの代表曲であり、最もラストにふさわしい曲です。
ロバート・マイルズは、BEAT UK史上で、初めてインストでチャートNo.1を獲得する偉業を成し遂げた偉人です。トランス・ムーブメントの火付け役ともなりました。
後年、ケミカルブラザーズが影響を受けて、「Star Guitar」でパクったり、Boards of Canadaが「Skyliner」で継承してたりします。
(トランスといえば、美術学校時代にクラブ狂いに陥った女の子から、jam & spoon「follow me」を薦められたのを思い出しますわ。)

当然、BEAT UKお約束の1発屋なんだけど、ロバート・マイルズの場合は、「人生のすべてを1曲に賭けた」感じです。
深夜の時間帯とシンクロして流れたモノクロPVは、とにかくインパクトがありました。
高速で走る車の窓から外を眺める子供の映像に合わせて、哀愁漂う曲を聴いていると、文字通りトランス状態になります。

BEAT UKのチャート1位の曲は、毎回、番組の最後にフルコーラスで流れるんですが、深夜番組のエンディングに、最もふさわしい曲だったと思います。(長年、列車の映像かと思ったら、車だったことに今さら気づいた(笑)。)


さてさて、ラストのBEAT UKは、如何だったでしょうか?
私も、懐かしさのあまり、息切れするほど、すげー長話したした気がします。
また、こういう音楽番組が、再び生まれて欲しいもんです。というより、私のスパソニ5569が、そういう番組になりたいですよね。

最後は、BEAT UKのエンディング曲で、実際使われた伝説の曲でラストを締めます!

Bonus Track:My Bloody Valentine「blown a wish」


それでは、See You Next time!!
よろしくGoGo!ROROROCK!!